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台湾投資説明会 日本各地で開催

2014年09月21日

台湾投資説明会 各地で開催

 

【新唐人2014年9月21日】日台経済交流に関するニュースです。台湾には現在、1000社を超える日本企業が進出しています。更なる日本企業の台湾投資を促すため、台湾経済部は16日から、日本各地で投資説明会を開きました。

 

日本商工会議所 宮城勉常務理事

「台湾には現在 1000社を超える日本企業が進出しています」

 

さらなる日本企業の台湾投資を促すため、台湾経済部および国家発展委員会は台南市、高雄市などの地方政府を引き連れ、日本各地で投資説明会を開催しました。18日、東京の日本商工会議所で開かれた説明会には、およそ300社が参加しました。

 

日本商工会議所 宮城勉常務理事

「よく言われますけれども、台湾の主な魅力として、台湾の人たちは仕事に対する高い意識と価値観を有しています」

 

2011年以降、台湾では日本企業の投資ブームが現れ、2011年の411件から、2012年には563件に増え、60年来の最高を記録しています。台南市だけでも日本企業は200社を超えます。

 

台南市経済発展局 殷世熙副局長

「台南市は各種産業がそろった都市です。特に製造業、紡績、自動車部品など、長期にわたって日本と連携しています」

 

台南市の安平港には去年、自由経済モデルエリアが設置され、入居した外国企業はゼロ関税や貨物の通関手続き免除などの優遇措置を受けることができます。このほか、台南市には67か所の工業団地とサイエンスパークがあり、マーケットと生産拠点の機能を兼ね備えています。

 

台南市経済発展局 殷世熙副局長

「特に安平港には72ヘクタールの自由貿易モデルエリアがあり、エリア内ではスマートロジスティクスは勿論、農産物の加工もできます。自由貿易港の安平港を通じて、台南の優勢である800社の製造業者をもって、生産を支えることができます」

 

日本フェルト(株)黑川茂経営企画部課長 

「やはり安心な国ですので、拡大するとしたら、台湾を有力な候補と考えています」

 

台湾の西南部に位置する台南市は、5大直轄市の1つで、台湾で最も早くから開けた地区の1つです。日本時代の旧跡も多く残り、「台湾の京都」と呼ばれることもあります。投資環境が整うに連れ、台南市は日本企業にとって最も人気のある投資先になるかもしれません。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/20/a1139691.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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